晴れますように
金木犀の甘い香りがあちらこちらの庭先から漂ってくる季節になりました。この香りを嗅ぐと、秋だなと思います。春は沈丁花、秋は金木犀の香りで季節の変化を楽しんでいます。毎年同じように季節は巡って来ますが、今年はいろんなことがあって心が疲れているので、いつも以上に金木犀の香りに癒されています。
保育園に行くと、もっと心を癒されることが待っていました。てるてるぼうずのプレゼントです。「きっと晴れる!そう願って子ども達とてるてるぼうずを作りました。」とお手紙が添えられていました。見ているだけで心が和みます。
きれいな花束のプレゼントも頂きました。3歳児の女の子が、自分のお菓子は買わなくていいから、先生たちにプレゼントしたい、先生たちの喜ぶ顔が見たいと、お母さんと一緒にお店で買って来てくれたそうです。こんなに小さいのに、人を喜ばせたいという心が育っていることに、感動しました。
運動会を何度も変更してしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいのところに、天気予報はまたも雨・・・。どこまでいじわるされるのかと気持ちが重くなってしまいますが、今日はてるてるぼうずと花束に救われました。
りんご3組(5歳児)の子ども達に、もし土曜日に雨が降ったら、運動会を延期にするか、リレーやできないこともがたくさんあるけど、保育園のお部屋でするか尋ねると、みんなお部屋でもいいから、明後日の土曜日にしたいという意見でした。こんなに練習をがんばってきたので、早くお家の方に見てもらいたいのでしょう。
もし、万が一、悲しくも雨が降った時はできる範囲で園内で行うことにします。残念ですが・・・。
てるてるぼうずに添えられたメッセージには続きがあります。
「運動会が晴れますように。コロナのどんよりした雲が晴れますように。先生方の心が晴れますように。パラバルーンの曲のように、雨が上がり、心に虹がかかりますように。」
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