最高の先生
今朝、雨が降っていたのですが、暖かったので泥遊びが始まってしまいました。始まってしまったという表現から私の気持ちがわかると思うのですが、風邪をひいてしまうんじゃないかと心配しました。
朝の放送の時間、主任のA先生が「水遊びをやめさせたいと思ったんですけど、もう気づいたときは何人かドロドロになっていて・・・。」と話していました。暖かくて、水があれば泥遊びをしたくなりますよね。子ども達の気持ちはよくわかります。泥遊びをしようとしているわけではなく、そこに水があって砂があって道具があれば自然に泥遊びになり、おもしろくてさらに遊びが広がっていっただけでしょう。
「水遊び禁止」「泥遊びをしてはいけません」と言えばいいのかもしれませんが、子どもたちが夢中になっている遊びを止めるのは難しいです。特に今日の水遊びは2歳児が中心になっていたので制止が難しかったと思います。
主任のA先生と私がどうすればいいんだろうと真剣に話しているのをそばで聞いていたのでしょう、5歳児のYちゃんは、放送で「水遊びをしないようにしましょう」と言ってくれました。放送で何をアナウンスするか、自分で考えて言う子が増えています。頼もしいです。
子ども達が大好きな「水遊び」をどうするか、例年のいつもの課題ですが、先生たちと話し合って決めたい(決めなくちゃ)と思っています。M先生は、『窓際のトットちゃん』を読み返しているそうで、その中に出てくる校長先生みたいになりたいと話してくれました。私は読んだことがないのですが、何をしても怒らない校長先生みたいです。
例えば、肥溜め(何かわかりますか?)に落ちたものを拾ったとしても・・・・!私には無理です。でも、子どもにとっては何をしても怒らずに受け止めてくれる先生は最高の先生ですね。そばにいるだけで安心できます。安心していろんなことにチャレンジしようという気持ちが湧いてきます。
怒ることも大事と言われますが、子どもはわからずにやっていることが多く、経験しながら学んでいくので、怒らないで、わかるように話す方がいいと思っています。それができないので、毎日悩んだり、落ち込んだりしているのですが・・・。最高の先生に出会えた子は幸せですね。
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