未来の社会
インクルーシブ教育・インクルージョン研究者の野口晃菜、さんの話にはとても共感できるところがあって、これまて抱えてきたものが少し整理できたような気がします。
マジョリティは多数派と訳されることも多いのですが、権利を持っている側という意味合いで解釈した方がよさそうです。性差でいえば、男性がマジョリティです。数の上では、同等ですが、社会では圧倒的に男性優位です。
政治家も会社の管理者も、地域の役員さえ男性優位です。国の方向性を決める時に、男性優位の人たちで決めてしまったら、少子化に歯止めなんてかけられないと思います。因みに園長会の役員も・・・。
こんな社会なので、幼い頃から男性がリーダー、理系の女性は力を発揮しにくいなどの価値観がインプットされてしまいます。
少し前、厚労省から出された履歴書の性別記入欄が任意記入になったそうです。どんな書類にも性別を選択しなくてはいけないことに抵抗感があったので、やっと少し社会も変わりつつあるのかなと思います。できれば年齢記入欄もなくなるといいのですが・・・。
障害だけでなく、宗教や家庭環境などで差別するなど、社会はたくさんの偏見に満ちています。誰もが持っている力を充分発揮できるような社会をつくっていかなくてはと心から思います。
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