森の保育園
- 智子 大瀧
- Nov 20, 2021
- 2 min read
15年くらい前のことでしょうか、以前勤めていた園の理事長先生にドイツに視察に行くよう勧められて、ドキドキしながらドイツに行きました(理事長先生には感謝の気持ちしかありません)。
ドイツでは、シュタイナー教育や幼稚園、学童施設などたくさんの施設を視察させてもらいました。夜遅くまで視察した園の説明を聞いたり、考察をして、クタクタになったことを思い出します。
その時に、森の保育園にも行き、一日子ども達や先生達と一緒に森の中で過ごしました。11月だったので、とにかく寒いのですが、子ども達は防寒着を来て歩き回り、木に登ったり自然物で製作をしたり、飽きることなく活動していました。
その園は園舎があって、週に一回森に出かける活動をしていたと記憶しています。
園舎を持たずに一年中、一日中森で過ごす園もあると聞き、雨の時、寒い時も森の中で過ごす子ども達の姿を想像し、生きる力は確かに育つだろうなと思いました。
自然の中では人間は無力ですが、人間が望めば自然はたくさんのものを与えてくれます。便利な生活に慣れてしまっているので、森の保育園に憧れつつも、そんな思いから遠のいていましたが、昨日「かなたけの里」で長時間自然の中で生き生きと過ごす子ども達の姿を見て、森の保育園への憧れの気持ちが蘇って来ました。
これからりんごの花保育園では、保育(養護と教育)の中で、養護が定着してきたので、教育にさらに力を入れたいと思っています。森の保育園からもいろいろ学びたいと考えています。
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