母を想う気持ち
一昨日、こんばんは保育(延長保育)の時、5歳児のAちゃんをお迎えに来られたお母さんが、「今日はAちゃんから涙・涙の手紙をもらったんですよ。」と言われました。見せてもらうと、「ママ、ずっといっしょにいようね。」「ママ、しなないでね。」と書いてありました。
5歳児の子が書いた思いがけない文章に心を打たれて、「お手紙、ずっと取っておかないとですね。」と言うと、「車の中に入れて、仕事で疲れた時に見て、またがんばります。」と話されました。子どものために頑張ろう、頑張らなくてはと思われるお母さんの気持ちが伝わって来ました。
昨日の『お話の会』では、会が始まる前にローソクに火を灯して、「特別なお話の時間」をつくり、お話会が終わったら、ローソクの火を消します。ちょっと厳かな雰囲気が生まれて、子ども達の表情が変わります。
お話会の先生が、子ども達に、「これは特別なローソクで、ローソクの火を消すときにお願い事をすると、願いが叶うと言われています。みなさんも、心の中でお願い事をしてくださいね。」と言われました。
子ども達も私達も、手を合わせ、目を閉じて、心の中でお願い事をしました。本当に願いが叶うような気がしました。子ども達も神妙な顔つきでそれぞれの願いをつぶやいていたようです。
お話会が終わった後、お話会に参加されたI先生のお母さんが、「ローソクの火を消した時、私の横に座っていた子がなんて言ったと思います?『ずっとママと一緒にいられますように。』って言ったんですよ。」と教えてくれました。
その話を聞いて、みんな涙ぐんでしまいました。母を想う気持ちはいつの時代も同じです。
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