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男性優位社会

先週、久しぶりに九州保育三団体研究大会があって、あれ?と思ったことがあります。ずっと前からそうなのですが、来賓・主催者共にほとんどが男性です。保育士はほとんど女性で、女性の園長が多いにもかかわらず、ほとんど男性です。


 保育現場で働いているのはほとんど女性なのに、なんでこんなに男性ばかりなんだろうと思ったら悲しくなりました。これでは、保育士の声も、保育園の保護者の方の声も届かないでしょう。男性の園長先生の話を聞いたり、保育雑誌のコラムを読んでも、なんとなく視点がずれているような気がします。育児と家事を両立する本当の大変さが実感としてないのでしょう。


 保育士の大変さについても、保育現場で働いていない園長先生にはわからないだろうとも思います。わからなくて当然なのですが、わかる人が大きな保育団体の代表にいないのでは、現場の声を届けても説得力がないのは仕方ないのかもしれません。


 保育の世界だけでなく、日本社会全体の代表が男性で構成されています。これでは日本社会は変わらないですね。今更といわれそうですが、世界経済フォーラム(WEF)の 2022 年版の「ジェンダーギャップ(男女格差)報告書」によると、日本は調査対象になった146カ国中116位。先進7カ国(G7)の中ではダントツの最下位だそうです。政治、経済、教育、健康の4分野で男女参画の度合いなどを評価して指数化したもので、日本は、教育、健康ではほぼ男女平等となっていますが、女性議員・閣僚の少なさから政治では139位、管理職の少なさや収入格差から経済でも121位です。


 これは、脈々と続いて来た家長制度が今でも根深く日本社会を支配しているからでしょうか?こんなことを考えていると、インクルーシブ教育やニューロダイバーシティ社会は夢物語に思えて来ます。次の世代にこの課題をしっかり伝えなければ。

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