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発達障害がある子を理解したい

 先日授業の後に、学生から質問されました。幼稚園にバイトに行っていて、知的障害があるお子さんの加配をしているそうです。将来なりたい仕事のバイトをしているのはいいですね。そんな選択肢がもっと増えると、学生にとっても、幼稚園、保育園にとってもいいことだと思います。


 3歳の男の子だそうですが、トイレに行ってくれないので、とても困っているそうです。トイレに何か嫌なことがあるのかな?と思ったので「なにが嫌みたい?」と尋ねると「スリッパを履きたがらない」という答えでした。


 障がいがあるお子さんの中には感覚過敏があるお子さんもいるので「スリッパの感覚がいやなんじゃない?」と言うと「そうみたい、他の物を探してみようかな」とその子のためにできることをしたいという思いでいっぱいのようでした。


 担任の先生からは「できるだけみんなと同じようにしてほしい」と言われているそうです。みんなと同じことをすることが目的になると、その子にとっては嫌なことが増えてしまうかもしれません。


 その子の世界の外側からその子を理解しようとするのはとても難しいと思います。そばにいる大人は、その子が持っている世界の中に自ら入って行って、その子が周りのものやコトをどのように感じているのか、どうしてほしいと思っているのかを理解することから始めなくてはと思います。


 その子のために一生懸命悩んでいる学生を見て、これからが楽しみ・・・と思いました。でも、周りの人がサポートしなくては責任感で押しつぶされてしまうかもしれません。人件費の関係上、加配をバイトに頼るのは仕方ないのかもしれませんが、サポート体制は必須です。


 学生には「その子の好きな遊びでたくさん一緒に遊んで、この人となら大丈夫って思える関係をつくることが大事だよ」と話しましたが、発達障害の子ども達への理解は、私も含めてまだまだだと改めて思いました。

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