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監査の意義

 来週は集合監査、再来週は現地監査があるので、毎日必死に書類をチェックしています。福岡市は書類監査、集合・現地監査が1年ごとに交代で行われるので、集合・現地監査の年は緊張します。


 いろいろ指摘されるかもしれないので、監査は嫌ですが、必要なことも十分感じています。監査があることで、書類を見直して忘れていることを思い出したり、抜けていることに気づいて修正することができます。現地監査は、子どもたちにとって安全な環境であるか再確認することができるので、本当に大事な日だと思います。


 開園してたった3か月の時に初めての監査がありました。福岡市の担当者の方が来られて、いろいろ書類の提出を求められたり、指摘を受けたりしました。朝9時前から始まった監査が終わったのは18時過ぎでした。福岡市の様式に慣れていなかったので、何を求められているのかもわからず、冷や汗をかいたことは苦い思い出です。後で知ったのですが、全国的に福岡市は提出書類が多いことで知られているそうです。


 地方の行政にとって、この監査業務は大きな負担になっているようで、2021年に指導監査の実地での実施義務を廃止する案が提示されましたが、この時は保護者などからの反対意見が多く、見送られました。2022年8月には、実地での実施を原則としつつ、例外規定を設ける案が提示されましたが、やはり反対意見が多く、再延期になりました。そして、本年3月に、例外規定を設ける案で改正が決定しました。 

 

 例外規定は、『保育園を考える親の会』からの提案を受けたものなので、簡単には適用されないと思いますが、解釈次第かもしれません。保育園での死亡事故や不適切保育が続いている中で、実地監査が廃止されることに違和感を覚えます。それほど行政にとっては保育所の監督は大変なのかもしれませんが、子どもは自分の意見を言うことができないので、行政が責任をもって監督するのは当然のことではないかと思います。


 今後監査は簡便化されていくのかもしれません。事業主にとっては負担が減りますが、子どもの命を守り育てるという保育園の使命を考えると、これでいいのだろうかと思います。1年に1回は、自分たちの保育を振り返り、外部の方の意見を聞き、緊張感や向上心をもって保育という仕事に向き合わなくてはと思うのです。


 来週、再来週で監査を受け、指摘され、一瞬気落ちすると思いますが、次にまた飛躍するための機会にしたいと思います。



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