第3回『キラキラデー』
- 智子 大瀧
- May 26, 2022
- 2 min read
りんごの花保育園で行っているプロジェクト保育(子ども達が主体的に考え、友達と話し合って活動することが目的)の3回目の『キラキラデー』でした。
りんごレーシングカーチームは、前回に続いて福重東公園周辺の公共のものや車を見つけて写真を撮りに行く予定でしたが、突然の雨に降られて慌てて園に戻って来ました。でも、子ども達から「傘をさして、室見川まで行きたい!」と意見が出たので、傘をさして出かけました。
「あの時(雨が降った時)、行くのをやめなくてよかったね。室見川まで傘をさして行けて楽しかった。」と、5歳児のAくんが話していたそうです。傘をさして散歩に行けるのも、小さなグループで活動できるからですね。雨の日にしか見えないもの、雨の日だから発見できたことがあったと思います。
さかなグループは、絵本『ねこざかな』を読んだ後、みんなで大きな模造紙に魚の絵を描きました。絵本が心に響いたようで、ピカピカのうろこをつけた魚が出来上がりました。「魚釣りに行きたい」「釣った魚で小さな水族館をつくりたい」と想像の翼が広がっているようです。
つりグループはグループ名を『水グループ』に変え、水をテーマに活動を広げています。ビニール袋に園庭の花と水を入れ、それを揉んで色を出し、筆や刷毛などを使って描きました。泥の絵具は茶色になり、紫のお花は薄い紫色の絵具になりました。でも、色が薄くて少し物足りなさそうだったからでしょうか、担当のM先生が絵具を出し、今度は鮮やかな絵具を使って描いていました。
それぞれのグループがテーマに沿って活動を始めましたが、まだ手探り状態です。子ども達の心に響くもの、子ども達から〇〇したい!と声が上がってくるようなことは何かを考えながら、様々な提案をしています。子ども達の年齢やこれまでの経験で、一人一人興味・関心は違うのですが、誰かが先生たちの提案にひらめいたり、「いいことを考えた!」と思えば、活動は広がっていくはずです。次の一手を楽しみにしたいと思います。
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