自分で考えて行動する子
運動会が大きな自信になったようで、本当に一人一人の子どもが生き生きとしています。
毎朝、りんご3組(5歳児)の子ども達が体操開始の放送をしてくれるのですが、時計を見て時間になると、「おじゃまします」と言って事務所に入って来ます。
今朝も、練習もしないで、3人の子どもたちが、「りんごの花保育園のお友達、おはようございます。お片付けは終わりましたか?」と、放送が始まりました。
園庭から「まだー!」と声が聞こえて来ると、「待っときます。」とすぐに応え、片付けが終わると、「今日の体操は、たけのこ体操とソーラン節をします。うどん体操は今日はしません。」と自分たちで決めたようで、アナウンスしてくれました。
「自分で考えて行動する子」を保育の目標にしていますが、「先生、〇〇していいですか?」と子ども達が聞くことが少なくなってきました。
周りを見て、時計を見て、自分で考えて行動することが増えています。
子ども達に任せると、勝手な行動をするのではないかと思われる人もいるようですが、そんなことはありません。
任されるからこそ、よく考え、その場に応じた行動をしようとするようになります。
友達と考えながら行動することも増えてきて、子ども同士教え合うようにもなっています。
今は、りんご3組(5歳児)が運動会で踊った『ソーラン節』が大人気です。2歳児の子ども達も一緒に踊っています。曲が早く、動きも難しいのですが、憧れの5歳児を見ながら必死についていっている姿がかわいいです。
保護者の方も、「家でも『ソーラン節』しか踊りません」と言われるほど、大人気なのですが、それは年長児への憧れの気持ちからなのでしょう。
憧れられている年長児も、十分それを感じていて、今日もさらにかっこよく『ソーラン節』を踊っていました。
運動会は終わりましたが、まだあのドキドキした嬉しい気持ちは続きそうです。
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