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自己主張の裏表

 昨日、よくあるモノの取り合いがありました。Rくんが三輪車に乗っていて、降りたところに、同じく2歳児のMくんがその三輪車に乗ったのを見て取り返そうと引っ張り合いのけんかが始まりました。共同のモノを手放すと所有権がなくなることは、何度経験しても2歳児にはなかなか理解するのが難しいようです。


 ずっと見ていたので、Rくんに「三輪車降りたら、他のお友達が乗るから、乗りたいなら降りないでね」と言い、Mくんには「後で代わってあげてね」と言いました。


 少し乗るとMくんは「ハイ」と三輪車をRくんに渡してくれました。「Mくん、すごいね〜」と言うと、そばで見ていた担任のY先生が「そうなんです。Mくんはすぐに代わってくれるんです。」と教えてくれました。


 先日、個人懇談でMくんのお母さんに、Mくんがお友達に譲ってくれる話をすると、おうちでは自己主張が激しくて、いつも4歳児のお兄ちゃんやお母さんが譲ってあげていると話されたそうです。Y先生は、お母さんに「『Mくんがお友達に譲ってくれた時は、Mくんだけじゃなく、お兄ちゃんやお母さんにありがとうって思うようにしますね。』と話しました」と教えてくれました。


 自己主張真っ盛りのMくんは、登園や降園の時に、おうちの方を困らせている姿を時々見かけます。おうちでたくさん自己主張を受け止めてもらっている分、園では友達に譲ってあげることができるのでしょう。園でもおうちでも聞き分けがいい子でいられるわけではありませんからね。園で我慢したり譲ったりできる分、おうちではその反動があるのかもしれません。


 でも、おうちの方の温かい愛情と、思いやりのある姿を見ながら、だんだんおうちでも上手に自己主張をコントロールできるようになります。おうちでの温かいかかわりは必ずお子さんに伝わります。そう遠くない先のMくんのさらなる成長が楽しみです。

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