自然の摂理
先日、虫がいる生活がおもしろいとブログに書いたのですが、りんごの花保育園の小さな園舎には、たくさんの虫たちが生活しています。アリ、メダカ、カブトムシ、金魚、カタツムリ、ニホンカナヘビ。
カブトムシは、卵を産んだのでケースに入れて観察しているところです。うまく冬を越してくれるといいのですが・・・。
ニホンカナヘビが好きな食べ物は、コオロギということで、りんご3組(5歳児)のお父さんが、コオロギを捕まえて持たせてくれました。朝、お会いしたのでお礼を言うと、「子ども達には刺激が強いと思うのでどうかなと思ったんですが・・・。」と言われました。「虫を飼育しながら、子ども達はいろいろなことを学んでいるので大丈夫だと思います。」と言うと、「そうですね。人間が肉を食べて生きているようにですね。」と言われました。
虫グループの活動についても興味を持って下さって、アリの好きな食べ物の実験をした時は、コーヒー、いりこなどを持たせてくださいました。お父さんやお母さんの理解があると、さらに豊かな活動ができて、本当にありがたいです。
りんご3組(5歳児)のお母さんは、かなたけの里で、生まれたばかりのネズミの赤ちゃんがアリに食べられているところをお子さんが見てしまったそうですが、やっぱり見せない方が良かったかなと話されていました。でも、私は、美しくきれいなばかりではないこの世界のことを少しずつ知っていくことも必要なのかなと思っています。
生きているものは他の命をもらわなくては生き続けることができません。そんな残酷で当たり前のことに私たち大人ももっと向き合わなくてはいけないのかもしれませんね。子ども達がそんな場面に出会ったり、気づいたりしたときには、大人が理解しやすいように話したり、一緒に考えることが大事なのではないでしょうか。
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