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運動会での成長

 運動会明けの月曜日、子ども達が意気揚々と登園してきました。運動会が終わった後の解放感と、やり遂げた満足感を充分味わった表情でした。今日のりんご組(3・4・5歳児)はとても落ち着いていて、それぞれの遊びを楽しんでいたそうです。


 午後からクラス会議を行いました。子ども達が落ち着いていたという報告を聞くと、がんばる行事の意義を感じます。毎日楽しく好きな遊びを楽しむのもいいのですが、それぞれに目的を持って、みんなで一緒にやり遂げる経験は、子ども達の成長を後押ししてくれます。友達の良さに気づき、自分も友達から認められる経験をすると、友達がさらに大事な存在になります。幼児期に自分の良さと友達の良さに気づくことができると、自分への信頼感と人への信頼感に繋がりますね。大きな収穫です。


 7回目の運動会ともなると、先生たちも先の見通しを持って取り組んでくれるので、運動会のために残って仕事をすることも随分減りました。凝りだすと、どんどん欲が出てきます。子ども達のいいところを見せたいという気持ちは誰も同じです。でも、日頃の保育とのバランスや、先生たちの生活のバランスを考えると、あまり凝りすぎないようにしたいと思っています。


 今年は雨のため、リハーサルができませんでした。でも、できなくてもあまり影響はなく、リハーサルをしなくても大丈夫と思うことができました。3・4・5歳児は、遊戯や体操などの間隔を掴むために現地での練習が役に立ちますが、未満児は行かなくてもいいことがよくわかりました。虫にも刺されてしまったので、もうリハーサルには行かないようにしようと思います。


 5歳児のFちゃんのお母さんが、「義理のお母さんが『Aくんの成長がすごい』とビックリしていました」と話してくださいました。昨年と比べて、全然違うAくんの姿に驚かれたようです。一緒に育った子ども達の成長を喜んでくださったことをとても嬉しく思いました。


 子ども達は必ず成長します。いつも心に留めているつもりですが、どんな時もちゃんと思い出して、子ども達に肯定的な言葉を掛けたいと思います。

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