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運動会の贈り物

 運動会明けの月曜日、朝から子どもたちはキラキラ輝いていました。運動会の緊張感から解き放たれ、やり遂げたという達成感でいっぱいのようでした。おうちの方からもたくさん褒めてもらったのでしょう。またひとつ大きなステップを踏みしめたようです。


 運動会は、子どもたちにとって特別な行事です。友達と競うこと、力を合わせること、友達を応援すること、応援してもらうこと・・・いつもと違う経験をたくさんします。それは喜びでもあり、ドキドキでもあり、悔しさを味わうことでもあります。運動会を通して味わったたくさんの思いを胸に、これからの活動がさらに充実すると思います。


 保護者の方や先生たちから聞いた運動会のエピソードをご紹介します。4歳児のYくんは、運動会前体調を崩してお休みが続きました。湿疹が出たり、熱が出たり、原因がはっきりしなくて心配しましたが、運動会が終わったら、すっかり、すっきり治ったそうです。運動会前のいつもと違う雰囲気や緊張感が不調の原因だったのかもしれません。そんなに練習していたつもりはなかったのですが、敏感に感じていたのでしょうね。毎年行事前に不安定になるお子さんがいるので、注意をしなくてはと思います。子ども達には大人の期待がプレッシャーになっているのかもしれません。


 4歳児のFちゃんは、運動会が終わって大泣きしたそうです。お母さんが、「どうして泣いたの?」と訊くと、「疲れたのと最後までがんばった自分に感動した」ということを話してくれたそうです。本当に最後までしっかりがんばっていました。自分を客観視できるようになったFちゃんの心の成長を感じました。


 5歳児のYちゃんは、跳び箱で8段跳べなくて、帰り道ずっと泣いていたそうです。おじいちゃん、おばあちゃんの前で絶対に跳んで見せたかったという悔し涙だったようです。7段跳べるだけですごいのに、8段跳べなかったのが悔しくてたまらなかったYちゃんの思いの強さに驚かされました。


 きっとそれぞれのお子さんに運動会ならではのエピソードがあったでしょう。そんな緊張感やプレッシャーを子ども達の力に変えるのは私たちの役割です。保護者の方から、「一人一人を大事にしていることが伝わってくる運動会でした。」という最上の言葉もいただきました。保護者の皆様、本当にありがとうございました。私たちもその言葉を自分たちの力に変え、ますます一人一人の子どもたちが輝く園にしたいと思います。



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