限られた時間の過ごし方
- 智子 大瀧
- Jan 21, 2021
- 2 min read
今日は、1月の職員勉強会でしたが、福岡に緊急事態宣言が出ているので、急遽中止にしました。コロナウイルス感染防止のために、様々な研修会が中止になっているので、せめて職員勉強会で、先生たちと思いを一つにして子ども達に関わりたいと思っていたのですが、仕方ないですね。
こんな感じなので、保育の質を上げるのは難しいと思ってしまいます。日々の保育の中で、悩んだり、迷っても、それを共有する場がありません。「そうよね~。うん、うん、わかる。私だったら・・・。」こんな話をしてほっとしたり、大丈夫と思ったり、そんな考え方もあるんだなと気づいて、また明日から頑張ろうと思ったり・・・。
電話で話したり、ズームで交流したりということはできても、対面で他の人の思いの熱さや深さを感じながら話をすることができません。保育は人を育てる仕事なので、自分の価値観に囚われずに、人の意見を聞きながら、寛容に子どもたちに関わっていくことが必要なのですが、その機会が失われているのです。
コロナウイルスの脅威の前に、目に見えて失われているものに気持ちが向いていますが、心や志、思いや願いなど目には見えないものが失われていることに気づくのはもっと時間が経ってからなのでしょう。
同じ時間をどう過ごすか?一人一人に任されています。もちろん好きなことをして、心をリラックスさせることも大事ですが、それだけではもったいないですね。本を読んだり、インターネット等を利用して必要な知識や情報収集をする・・・アフターコロナはいつやってくるかわかりませんが、自粛時間の過ごし方がその時に大きな力を発揮するのではないでしょうか。
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