願ったように育つ

 今年度転園して来た3歳児のAくんは、いつもままごとコーナーにいて、他のコーナーで遊んでいる子をじっと見ていたそうです。


 最初、担任のM先生は、Aくんはままごとが好きでそこにいると思っていたそうですが、他の子が遊んでいるのをじっと見ていることに気づいて、「Aくんも粘土しない?」と声を掛けると、粘土遊びを始めたそうです。


  その後も、M先生が声をかけないと、いつもままごとコーナーにいるので、どこで遊んでもいいことを伝えるようにすると、やっと少しずつしたい遊びができるようになったと話してくれました。


 ある日、M先生が、Aくんのお父さんにそのことを伝えると、前の園では指示通りに動くことを求められていたこと。だから、転園を決めたことを話してくださったそうです。


 りんごの花保育園では、子どもが自分で考えて行動することを大事にしているので、自分で遊びを選ぶことは当たり前です。


 Aくんのお父さんは、りんごの花保育園の子ども達の姿を見てそれがよくわかるとも話されたそうです。

 

 どの園も大事にしていることがあります。それぞれの考えがあるのでしょうから、そのことについて意見を言うつもりはありません。重要なのは、大人が願った通りに子どもが育つということです。


 りんごの花保育園では、大人の指示や命令などを出来るだけ少なくして、子ども達が自分で考えて行動する時間や場をつくっています。


 子どもは、理解力、認知力、判断力などは、とても未熟です。何度でも同じ失敗をしたり、間違ったことをします。でも、自分で考えて行動することで、周りを見れるようになったり、よりふさわしい行動を取れるようになっていきます。


 間違ったり、失敗をしたりしながら、少しずつ自分で考えて行動しようとする力が育っていきます。否定をされないこと、失敗する権利があることを認めてもらえるので、りんごの花保育園の子ども達は一人一人生き生きと成長しているのだと思います。



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