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6月の保育

 今日は午後から雨が上がったので、近くのグループホームさんを訪問しました。5歳児の子どもたちが自分たちで作った花束や七夕飾りをプレゼントし、♪宇宙船のうた♪という歌も元気に歌いました。毎月1回、短い時間ですが、おばあちゃん達はとても楽しみにしてくださっているようです。だんだん、歳を取っていかれる姿を見るのは、ちょっと寂しいですが、子どもたちの歌や笑顔がおばあちゃんたちを元気づけられるといいなと思います。


 最後に子どもたちが「タッチしたい!」と言ったのですが、まだコロナが収束したわけではないので、「また今度ね・・・」と言いました。おばあちゃんたちも少し残念そうでした。でも、近くで言葉を交わせるようになっただけでも、本当に嬉しいです。もう少しですね。


 雨上がりの道中は暑かったのですが、賑やかにおしゃべりしながら帰りました。先生のお話もよく聞けるし、とてもしっかりした年長組です。これからの活動がますます楽しみになりました。


 3歳児のお昼寝が気になっていたので、今日も様子を見に行きました。絵本を読む担任のK先生の話し声で、徐々に静かになり、夢の中へ・・・。小さな声なので、あまり聞こえないのですが、お昼寝にはそれくらいがいいのかもしれません。人の声は温かく、ホッとしますね。子ども達も安心して眠れるようです。


 全国私立保育園連盟が発行している保育通信6月号に、乳幼児教育実践研究家の井桁容子先生がこんな文章を寄せていらっしゃいました。『6月は、気候の不安定さも手伝って、誰もが、保育がうまくいっていないと感じることが多い時期です。1対1にこだわりすぎず、反対に、クラスを束ねることを急がずに、うさぎ・かあさんのような心に柔らかなお日様を持っている気持ちで、保育を楽しもうと心がけてみてください』と・・・・・。(うさぎ・かあさんは絵本『けんた・うさぎに出てくるおかあさんです)


 4月・5月は入園・進級と環境の変化でバタバタ慌ただしい日が続きますが、6月には随分落ち着いてきます。井桁先生がおっしゃるように、心に柔らかなお日様を持っているような気持ちで子ども達と向き合うと、さらに子ども達をかわいく感じ、一緒に過ごす時間を楽しめると思います。今日も見学の方が来られましたが、どのクラスもゆったりと子どもたちが遊んでいる様子を見て、保育園に安心感を持ってもらえたのではないかと思います。6月・・・りんごの花保育園の保育はとても安定しています。


 
 
 

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