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言葉の力 その2

一昨日、『言葉の力』について書きましたが、子どもが言った忘れられない悲しい言葉があります。

 5歳位になると、子どもの心は大きく成長し、自分を見つめたり、人と比べたり、人の心を推し量ったりできるようになります。大人のような言葉づかいをして、本当に意味がわかっているのかなと思うこともありますが、かなり言葉を使いこなせるようになります。大人の気を引くために大げさに言ったり、心配するとわかってて言うことも・・・

「今日保育園で誰と遊んだ?」

「一人で遊んだ。誰も遊んでくれないから。」

 こんな言葉を聞くと、とても心配になりますよね。もちろん、なかなか友達と遊べない子もいますが、わりとよく親子の間で交わされる会話のようです。

 大きくなるにつれ、子どもは自分の心の中にある不安を言葉にするようになります。

「僕なんかおらんほうがよかった」

「オレなんか死んだ方がいいったい」

 手をつないで散歩に行った時に、こう言って突然手を離し、車道に飛び出そうとした子もいました。

 こんな悲しい言葉を時々言う子がいます。これまでどんな言葉をかけられてきたのか考えると胸が締めつけられます。そんな子どもたちは、繊細で気難しところをたくさん持っていて、お母さんは育てるのに苦労されたんだろうなと思います。でも、忘れないでいようと思います。

 子どもはみんなお母さんが望むようないい子になりたいと思っている

 お母さんはみんな子どものために良いお母さんになりたいと思っている

これまで少しずつ掛け違った親子のボタンをほぐすお手伝いができればいいなと思います。

『りんごの花保育園』開園まで65日

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