『給食』その2
『給食』いつも使っている言葉ですが、漢字の意味を考えると、なんだか・・・と気になります。家庭で食べる食事は『お昼ごはん』なのに、園や学校の食事が『給食』になるのはなぜでしょう。
ウィキペディアによると、『給食』とは、特定多数人に対して専門の施設を用いて組織的・継続的に食事を提供するもの。食べる側からは、その継続的に提供される食事のことを指すとありました。
『給油』・『給水』そして『給食』・・・『お昼ごはん』でいいんじゃないかと思うのは、つまらないこだわりでしょうか。
2月5日に行われた福岡市主催の研修会に参加したことをブログに書きましたが、給食担当の方が話されたことが心に残っています。
◆監査で各園を廻っていると、未満児の子どもたちの食べさせ方が気になることがあります。スプーンに、ごはんなどを山盛りにして食べさせている保育士さんがいますが、鼻づまりをしていたら、窒息することがあるかもしれません。大人だったら、カレースプーンに山盛りいっぱい乗せたものを食べなさいって言ってるようなものです。
◆スプーンで子どもの口に食べ物を入れたら、スプーンをすくいあげるのではなく、すっと引くようにして下さい。
◆3歳になったから、みんな一緒にスプーンからお箸にするのではなく、それぞれの発達段階に合わせて下さい。スプーンの持ち始めは順手で握ります。それから逆手に移行し、さらに鉛筆握りができるようになったらお箸に移行する準備ができたということです。一人ひとりに合わせて無理がないように進めて下さい。
「そう、そう!!」と思わず言ってしまいそうになりました。さすが給食のスペシャリストです。衛生面についても、納得の説明をして下さいました。まだまだ勉強しなくてはいけないことがたくさんあります。
退職した保育園の卒園児の保護者の方から謝恩会のご招待を受けました。とても嬉しかったです。また一段とお兄さん、お姉さんになった子ども達の顔を見るのが楽しみです。
『りんごの花保育園』開園まで53日