それぞれの春
開園まであと1ヶ月余りとなりました。
ここまでの道のりは本当に長かったです。まだまだやらなくてはいけないことが山積していますが、春が待ち遠しいです。
土曜日に、NHKの『すくすく子育て』を見ました。4月にお子さんを保育所に入所させる保護者の方が、不安な気持ちを話されていました。
私の娘も大阪で1歳の女の子を育てているのですが、4月に保育所の入所が決まりました。先が見えなかった子育てに、変化が見えて忙しそうです。初めての子育てで、周りにサポートする人もいなくて、子育てを辛く感じる時もあったようです。子どもは間違いなくかわいい・・・でも、人生100年と言われるようになった自分の生き方も考えるようになったのだと思います。
『すくすく子育て』の中で、お母さんが、「子どもを預けるのに後ろめたい気持ちがあった・・・」と言われたのを聞いて思い出しました。北九州市保育所連盟名誉会長である藤岡佐規子先生が、「母親は子どもを預けることに健全な後ろめたさを忘れてはいけない」と言われていました。離れている分、子どもと一緒に過ごす時間を大事にして、短い時間でも愛情を伝えようとすることが大切だと言われていたのだと思います。
保育園に預けるといいことはたくさんあります。
①子どもに合った味付けの栄養価の高い食事が食べられる
様々なメニューがあります。
②規則正しい生活ができる
朝早く起きないといけないので、夜更かしはできなくなります。
③間食をしなくなる
お家にいたら、お母さんも一緒についつい食べてしまいますよね。
虫歯がある子はあまりいません。
④テレビやビデオを見ない
絵本や紙芝居、先生達の歌で育ちます。
⑤たくさんの刺激を受け、興味や関心が広がる
お兄ちゃん、お姉ちゃん、友達の存在は大きいです。
⑥社会生活に必要なルールを学べる
順番、交代、みんなで一緒に・・・こんな言葉を使うようになります。
『すくすく子育て』の中でも話されていましたが、親が一生懸命働いている姿を見せるのも大事な教育だと思います。
それぞれの春はもうすぐそこまで来ています。
『りんごの花保育園』開園まで37日