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主体として育つ

昨日、今日と2日間家にこもり、『改訂保育所保育指針』とにらめっこして、全体的な計画と年齢別の年間指導計画を立てていました。以前福岡市に提出したものが新しい指針に対応していなかったので、一から考えました。今、頭の中は保育所保育指針の文言でいっぱいです。

 保育指針で一番好きな文言は、『一人ひとりの子どもが、周囲から主体として受け止められ、主体として育ち、自分を肯定する気持ちが育まれていくようにする』と養護の中の情緒の安定に関わるねらいに書かれている言葉です。

 乳幼児期は、人としての根っこが作られる時です。人格形成の基礎が作られる時に、子どもを意思をもった一人の人間して尊重し、自分の人生の主人公として成長するように、自分は大丈夫だと思えるように育てなさいと言われているのです。当然のことですが、まだ小さいから、わからないから・・・と大人の思い通りに動かしてしまうこともあるのではないでしょうか。

 人生は選択の連続です。決めるのは自分です。望ましい方向に大人が導くことが必要な時もあるでしょうが、小さい頃から自分で考えて判断して選択する態度を身につけることは、とても大切なことだと思います。自分で決める、自分で決めたことだから最後までやり遂げる、自分が決めたことだから責任をもつ・・・小さい頃からそれが当たり前になると、思考や行動が意思のあるものになると思います。

 りんごの花保育園では、子どもが自分で考えて行動することが習慣になるような生活を積み重ねたいと思っています。一人ひとりの子どもが、自分に自信をもって行動できる人に育ってほしいと願っています。

『りんごの花保育園』開園まで7日(1週間です。焦ります・・・)

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