自信
夕方、お迎えに来られたお母さんと一緒に、4歳児のYくんが事務室へ。お帰りのご挨拶にきてくれたのかな?とドアを開けると、ニコニコ笑顔で、「園長先生、鉄棒買ってほしいんだけど・・・。」
お昼に、りんご組担任のN先生が、「今日初めてYくんが体育教室に参加してくれたんですよ!他の子が鉄棒をしているところをじっと見ていたので、Yくんもやってみる?ってきいたら、「うん」と言って、足かけ廻りができてとても嬉しそうでした。本当によかったです。」と報告してくれました。
その後、主任のA先生が、「今日Yくんが体育教室参加したんですよ。鉄棒は好きみたいで・・・」とやっぱりとっても嬉しそうに報告してくれました。先生達や他のお友達が、どんなに嬉しくてYくんを褒めたか想像できます。
4月から、「したくない」と体育教室に参加しなかったYくんには、参加したくない理由があったのだと思います。「できなかったらいやだな。」という思いもあったかもしれません。子どもにもプライドがあります。自分で決めて自分でチャレンジするまで、みんなで待っていてよかったと思いました。
「園長先生、鉄棒買ってほしいんだけど・・・。」
もちろん◎です。苦手なことをひとつ乗り越えたYくん、おうちの方も優しく温かく見守ってくれたので、チャレンジしようという気持ちがでてきたんでしょうね。