21世紀型の教育

東区のなみきホールで、東京大学名誉教授・白梅学園大学前学長の汐見稔幸先生のご講演を聞きました。久しぶりに汐見先生のお話を聞いて、教育に対する熱い思いにたくさんの刺激を受けました。

 教育は、大人になった時に必要な力をつけるためのものです。20年後、目の前にいる子ども達が社会に出た時、どんな力が必要だと思いますか?という問いに、たった20年後の世界が想像できませんでした。

 自動運転が当たり前になり、運転席に座る必要もなくなるかもしれません。アメリカではドローンに荷物を運ばせる試験運転が始まっています。キャッシュレスの時代になり、コンビニやスーパーのレジもなくなっているかもしれません。銀行の窓口業務も必要なくなるでしょう。難しい手術はロボットが完璧にしてくれるようになるかもしれません。

 そんな時代に備えて、子どもたちにどんな力をつけさせればいいのでしょうか。試験の点数を決定してきた計算力や記憶力は必要ない時代になるのかもしれません。20年後、今の職業の半数近くは消滅する可能性があると言われています。そんな時代を生きる子どもたちに、今私達はどんな力を、どんな教育をすればいいのでしょう。

 汐見先生の提言は明快です。

 21世紀型の教育に早期に切り替えること。認知能力と非認知能力をセットで育てること。非認知能力とは、粘り強く最後までがんばる力、コミュニケーション力、気持ちを切り替える力、これを幼児期から育てていくことだと話されました。

 専門家でさえ予測不能の未来ですが、確かにその力があれば、どんな困難も明るく前向きに乗り越えられそうです。さて、どんな方法で、どんな活動で、どのくらいの時間を掛けるかは、現場の私たちに委ねられています。

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