パワハラ
- 大瀧智子
- Jun 16, 2018
- 2 min read
最近、パワハラの話題がよく取り上げられますが、中心人物にあまり反省がないように見えます。パワハラで訴えられる人達は、悪いことをしたという自覚がないのではないでしょうか。そんな価値観の中で生きてきたのですから。
私が社会人になった頃は、上司の人から指名されてカラオケを一緒に歌わせられたり、一気飲みをさせられたりというのは日常茶飯事でした。パワハラの話題を聞くたびに、時代は変わったと思います。
「昔はよかった」と言う人がいますが、私は今の方がいいと思っています。一人ひとりの違いが認められるようになり、社会的に弱い立場の人に配慮するのは当然と認識されるようになってきました。日本の社会は随分成熟したと思います。
人を差別したり、立場の強い人が弱い人を支配するのはおかしいという価値観も浸透しつつあります。これは教育の成果です。
目の前の子ども達が大人になった時、少子高齢化や食糧問題、エネルギーの枯渇、地球温暖化などたくさんの問題が待ち受けていると思いますが、人権を尊重する教育が後退することはないと思います。きっと、互いに支え合い、助け合って様々な困難を乗り越えていくことでしょう。
幼児教育に関わっている私達は、そんな崇高な教育の根本にかかわっているという責任の重さを自覚して、子どもたちに真摯に向き合っていかなければと思います。
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