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避難勧告

外ではまだ雨が降り続いています。ここ数十年経験したことがない雨が降り、一日ドキドキしました。たった今、また携帯電話から大きなアラーム音とともに緊急避難情報が流れました。今日は眠れないかもしれません。

 被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。避難所にいらっしゃる方々が、早くご自宅に戻られるよう祈っています。

 出勤してすぐに、室見川が決壊する怖れがあるので、近隣の小・中学校の登校は待機だと知りました。心配になって、室見川を見に行くと、遊歩道まで川の水が溢れていました。

 園に戻って、避難するための準備を始めました。大人と子ども用のレインコートを買ってきてもらい、これ以上水かさが増したら、子ども達を連れて西体育館に行くことにしました。市役所に対応を尋ねたところ、このまま安全に子ども達を預かるようにと言われました。

 そんな中、予定通り、10時から七夕会をしました。私達の不安が子どもたちに伝わることもなく、楽しい七夕会になったようです。雨が小康状態になったので、様子を見ることにしましたが、お昼前になると、橋本橋近くが氾濫危険水位を超えたという情報が入ったり、先生達のお子さんの小学校や保育園からお迎えに来てほしいという電話が入るようになりました。再び室見川を見に行くと、恐怖を覚えるほどの水位でした。もう氾濫寸前です。

 園に戻る途中、もう避難しなくてはいけないと思いました。後でお叱りを受けても、命を守ることが一番大事だと思いました。保護者の方にお迎えに来てもらうよう手分けして電話をすることにしました。そう決めた直後、市役所の担当者の方から電話が入りました。「避難勧告が出ているので、保護者の方にお迎えをお願いしてもいいです。明日も家庭保育の協力をお願いをしてもいいです。」

 保護者の方がお迎えに来て下さった後、1階にあるものをできるだけ2階に移動させました。15時が満潮だったので、全員それまでに退去しました。

 室見川が氾濫したら困るね・・・つい先日の水害を想定した避難訓練で話したことが現実になりました。訓練やマニュアル通りにいかないことがありましたが、とにかく子ども達の命を守るために行動しなくてはと思います。

 今23時です。まだまだ安心できません。何もない日常のありがたさを痛感します。どうぞ命を守るための行動をして下さい。命さえあれば、大丈夫です。

 ホームページで連絡をすることもありますので、電話が繋がらない時など、ご覧になって下さい。

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