言霊
- 大瀧智子
- Oct 7, 2018
- 1 min read
りんご組(3・4・5歳児)の子ども達同士のつながりが強くなった証でもあるのでしょうが、最近友達の名前を呼び捨てにする子ども達がいます。その度に、先生達が「〇〇ちゃん」「〇〇くん」と言い直して注意をしてくれます。でも、呼び捨てにすると、自分が強くなったような、友達との仲間意識がより深まったような気がするのでしょうね、なかなか治りません。
りんごの花保育園では、子ども達を呼ぶ時に、「くん」「ちゃん」と付けるのは言うまでもなく、名前を短縮しないで、きちんと呼ぶように決めています。名前を大切に呼ぶことも、その子を大切にすることに繋がると思っているからです。
古来から言葉には不思議な力が宿っていると言われ、発した言葉通りの力が現われると信じられてきました。言葉は、人を元気づけることもできれば、傷つけることもありますね。
誰かが優しい言葉や温かい言葉を使うと、みんなに伝わり、園全体に広がります。残念ながら、反対もです。
言葉を使い始めたばかりの子ども達の前に立つ私達は、言葉の重みを意識して子どもたちに伝えていかなくてはと思います。
開園して6ヶ月が経ち、子ども達との関係も深まって来ました。だからこそ、自分達の言動を見直して、さらに信頼される大人になりたいと思います。
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