見方・味方
短大時代のテニス部の友達が、りんごの花保育園を見に来てくれ、私の夢が叶ったことを喜んでくれました。
その時の会話です。
「いつ頃から、自分の保育園を作りたいって温めてきたの?」「20年くらい前からかな。何度もプレゼンしてダメだったけど。」
「今度実現できたのはどうしてだと思う?」「私がしつこいからかな・・・」
その言葉に、友達が、「思い出した!『私がボールボーイをします』って言った真夏の試合で、4時間ねばって勝ったことがあったよね。もう、とっぷり日が暮れて、足の裏が全部豆だらけになってて、あの時はびっくりしたよ。あのしつこさが夢を実現させたんだね」
私も思い出しました。真夏の試合で、4時間相手の球を拾って拾って粘り勝ちしたこと。それを支えてくれたのは、同じテニス部の仲間達です。あれから38年も経ったのに、こうして私の夢が叶ったことを喜んでくれるなんて、嬉しくて不思議な気がしました。
しつこい・・・いやなイメージがある言葉ですが、別の表現で言えば、粘り強い、辛抱強いと言えるかもしれません。見方(味方)によって、捉え方、感じ方が違いますね。私も、人を見る時(特に子ども達を見る時は)、良い見方(味方)をしたいと思います。