アジア美術館へ
りんご2組・3組(4・5歳児)の子ども達と一緒に、西鉄バス、地下鉄に乗って、中洲川端にあるアジア美術館に行きました。
「地下鉄に乗ったことある?」と訊くと、「地下鉄ってなに?」と不思議そうな顔で尋ねる子もいました。「土の下を走る電車だよ」「なんかこわい・・・」
車窓の景色が見えなくなって、暗くなると不安そうでしたが、だんだん慣れてきて、地下鉄の旅も楽しんでくれました。
アジア美術館には、大迫力の絵がたくさん展示してありました。「すごいね」「ママを連れて来たかった」と、初めて見る絵に心が動かされたようでした。「本物の絵だからさわっちゃだめだよ。」と声を掛けるのですが、心が動くとつい手を伸ばしてしまうのが子どもなので、ちょっとドキドキしました。
キッズコーナーでは、ボランティアの方が、絵本の読み聞かせ、紙芝居、手遊びをしてくださいました。穏やかな語り口に子ども達は引き込まれていました。
「アジア美術館、楽しみ。でも頭の中はレストランでいっぱい」と前日に話していたKちゃん。リバレインのマクロビオティックのレストランで、お子様ランチを食べました。雑穀米とお味噌汁のお代わりの注文にも応えてもらいました。気持ちがいいくらい良く食べてくれます。
食事の後は、リバレインのクリスマスツリーの前で写真を撮り、せいもんばらいで賑わう川端商店街を歩きました。ドレスのお店で、「このドレスが着たい!」と盛り上がったり、新装オープンしたお店の蘭の鉢植えを見て、「これりんごの花保育園にもあったね!」と楽しく、賑やかに見て回りました。
櫛田神社でお参りをして、地下鉄、バスに乗り、帰って来たのは15時過ぎでした。「楽しかったね~」と、何度も話す子ども達。9月に防災センターに行った時よりも、落ち着いて廻りを見て、しっかり楽しんでいました。本当に大きくなったな~と思います。
お留守番のりんご3組(3歳児)の子ども達は、少し寂しそうでしたが、お兄さん、お姉さんの姿を見て、「早く大きくなりたい」と言う気持ちが膨らんだと思います。
食事の時、りんご3組(5歳児)のMちゃんが、「Mがりんごの花保育園を卒園したら泣く?」とみんなに訊いていましたが、もちろん、みんな泣いてしまいます。こんなにたくさん楽しい時を一緒に過ごしてきたのですから。