やってみたい
今日はクリスマス直前の土曜日。登園する子も少なくて、一人、二人と帰り、少しさびしい一日でした。
午後、W先生が、「園長先生、これ見て下さい!」とクラスのデジカメを持って来て、昨日の夕方の『こんばんは保育』の時間に撮った写真を見せてくれました。
3歳児の女の子を中心に5,6人の子ども達が、つぼみ組(0歳児)保育室の雪の結晶が付いたカーテンの前で楽しそうに歌ったり、踊ったりしている姿が写っていました。そうです。昨日午前中のクリスマス会を思い出して、再現していたのです。
恥ずかしがり屋のRちゃんが、その中に入り、とってもステキな笑顔で歌っていました。一列に並んでいる子ども達の表情が生き生きしていて、「やってみたい」という気持ちに溢れていました。お迎えに来られた保護者の方も観客になって拍手をしてくださったそうです。
昨日のクリスマス会は、劇や給食の準備など、日常と違うことをしたので、先生達はとても大変だったと思います。だからこそ、こんなに子ども達の心を動かすことができたのでしょう。
保育者が指示するのではなく、こんなふうに子ども達の「やってみたい」を生活発表会で表現できるといいなと思いました。