適切な言葉かけ
言葉を話せない小さな子ども達には、受容的・応答的に関わることが大切です。子どもが言葉にできない思いを喃語や表情、仕草で表した時に、大人がその思いを察して、声に出して応えたり、欲求を満たしてあげることで信頼関係が築かれていきます。
もう少し子どもが大きくなると、受容的・応答的であることと同時に、過敏、過剰にならないことも重要になっていきます。
子どもの言動に常に干渉したり、子どもが行動する前に先周りをして声を掛けていると、子ども自身が考える機会や、注意して行動する機会を奪ってしまいますね。
登園する子ども達が少ない日、保育室にいると、声を掛け過ぎている自分に気づくことがあります。保育園という集団の場でさえ、目が行き届くことと行き届き過ぎることは紙一重です。こどもの人数が少ない家庭では、さらにそんな場面があるのではないでしょうか。
受容的・応答的であることと同時に、過敏、過干渉にならないこと・・・難しいですね。でも、時々、子どもへの関わり方を振り返ってみませんか。