次に続く人への思い
- 大瀧智子
- Jan 25, 2019
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今日は、非常勤講師を務めている短大の最後の授業日でした。最後の日は、いつも伝えきれなかった思いが残って落ち着かない気持ちになります。
保育園の現状、子ども達の発達、環境づくり、乳幼児期に関わる保育者がいかに重要であるか・・・。保育園でずっと過ごしてきた者として、次に続く人に伝えたい思いがたくさんあるのに、伝えきれなかった自分の力不足を感じます。
先日ご講演をお聞きした龍谷大学の白石正久先生が、「今の学生に90分授業は無理・・・。どうにかいろいろあの手この手を考えています。」とおっしゃっていました。人の話を90分聞き続けるのは、学生でなくても難しいかもしれません。私自身も、学生の頃は休講と聞くと、ホッとしたり、授業の途中で他のことを考えてしまったりしたものです。今になるともったいないことをしたと思います。人のことは言えません。
現場の保育士に向けた研修会では、私語もなく、ほとんどの人が真剣に受講しています。現場に立つと、興味が深まり、更に学びたいと意欲が出るのでしょうね。必要感とか学びへの意欲をどう育てるかが重要なのかもしれません。
来年度も授業を受け持たせて頂くことになっているので、次に続く人達に、もっとわかりやすく伝えることができるよう、私自身しっかり学び続けていきたいと思います。
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