第1回卒園式
- 大瀧智子
- Jan 30, 2019
- 3 min read

たった一人の年長児のMちゃんがお引越しのため、今月末で退園することになったので、今日はりんごの花保育園の第1回目の卒園式を行いました。
子ども達は良い緊張感の中、一人ひとりが自分の役割をしっかり果たしてくれました。特に年中組は、一人で言葉を話す姿から、年長組になる自覚が出てきていることを感じました。
Mちゃんが、2月からもう園に来なくなると考えると、だんだん寂しくなってきて、涙が溢れてきました。気づくと、お忙しい中参列してくださった10名の保護者の方も、先生達もみんな涙・涙でした。
卒園式の最後に、Mちゃんが、お友達と私達、ご両親へそれぞれ言葉を掛けてくれました。Mちゃんが考えてくれた言葉は、優しいMちゃんらしい言葉でした。その場にいた子ども達、先生達、保護者の方々、それぞれにMちゃんと交わした言葉や思い出が浮かんできたと思います。
Mちゃんのために、担任のN先生が選んだ歌は、私が以前勤めていた園の最後の生活発表会で歌った♪こころのねっこ♪でした。
♪いつのまにか大きくなった いつのまにか仲良くなった
いつのまにかこけなくなった いろいろできるようになった
はじめての出会い はじめての仲間 はじめて知ったたくさんのこと
泣いて笑った 毎日が みんなのこころのバネになった
いちにちいちにち大きくなった いちにちいちにち強くなった
いちにちいちにちじょうぶになった いっぱいの思い出になった
これからの出会い これからの仲間 これからわかるたくさんのこと
ここですごした 毎日が みんなのこころのねっこになれ
はじめての出会い はじめての仲間 はじめて知ったたくさんのこと
ここですごした 毎日が みんなのこころのねっこになれ
みんなのこころのねっこになれ♪
夕方卒園式に参列して下さった保護者の方が、「いい卒園式でしたね~」
「自分の子どもの時はバスタオルがいります(涙を拭くためですよね)」と口々におっしゃってくださいました。
初めての卒園式で一生懸命言葉を覚えてくれた子ども達。小さくても静かに卒園式に参加して言葉を言ってくれたつぼみ組、はな組(0・1・2歳児)の子ども達。
たった一人でも堂々と年長児らしい姿を見せてくれたMちゃん。
心に残るご挨拶をしてくださったMちゃんのお父さん、お母さん。
温かい拍手をしてくださったたたくさんの保護者の方。
力が湧いてくる言葉をくださった保護者会会長さん。
今日の日のために、袴を着て心を込めて卒園式を計画したN先生、Y先生。
温かい卒園式にしようと春の一日のような環境づくりをしてくれた先生達。
忙しい給食づくりの合間を縫って卒園式に来てくれた給食の先生達。
たくさんの方の温かい心が集まってこんなに素敵な卒園式ができました。ただただ感謝です。
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