組織力
サンパレスで開催された第32回福岡市保育研究大会に参加しました。博多区・中央区・早良区・西区、そして公立保育所がそれぞれ3年間積み重ねて来られた研究発表がありました。
サンパレスの3階までいっぱいになるほどの人達が集結し、福岡市認可保育園の組織力を感じました。
わらべうた・造形活動・親子の関係支援・保育の可視化・リズム音楽表現とそれぞれのグループが3年間積み重ねられた実践発表を、各園がどう生かしていくのかが今後の課題になります。
特に、公立保育所のグループの実践発表は、『保育士の専門性を高める学び合い~子どもの主体的で対話的な深い学びの可視化を通して~』で、教育改革の中心課題にすでに取り組まれ、保育活動を通して子どもが何を学んでいるのかを”見える化”するという試みにとても魅力を感じました。
一つの園だけでは出来ないことも、たくさんの園が協力し、連携できればこれだけの研究成果を上げることができます。福岡市はすごいと思いました。各グループの助言者として養成校の先生方がいらっしゃるのも福岡市の強みでしょう。
保育の質を上げるための手立てはここにもありました。しっかり学んでいきたいと思います。