少し早い水遊び
今日は土曜日。お天気がいいので、お散歩に行こうかなと思って園庭を見ると、水遊びを始めた子どもたち。お天気がいいといってもまだ3月・・・風邪をひかないかな?と外に出ると、思いのほか温かい日差しでした。
昨日散歩に行ったので、今日はもう行きたくないと子どもたちの声が上がり、園庭で水遊びをすることにしました。毎日お散歩に行ってもいいんじゃないかなと思いますが、そうでもないんですね。
大きなプラスチックケース2つに水を入れると、プランターの水やりが始まりました。「あんまりたくさん水をあげると、お花も嫌かもね、お花にまだ水をかけていいですか?ってきいてね」と言うと、今度は砂遊びの玩具を使ってごっこ遊びが始まりました。
夢中に遊んでいる時は、ケンカが起こりません。三々五々に散らばって、水を移したり土にかけたり、穴の中に水を入れてその変化をじっと観察している子もいました。
遊び方次第で変化する水や砂や土。いつの時代も子どもの心を魅了します。様々な発見があり、心が動き、頭で考え、友達や私たちに自分の発見を伝えようとします。不思議だな、もっと知りたいという気持ちが、さらに思考や探究心を高めていきます。一生懸命に遊び、考えている子ども達を見ながら、子どもの心が動く環境をもっと工夫したいと改めて思いました。
途中お迎えに来られたお母さんが、砂まみれの姿を見て、「大丈夫です。このまま連れて帰りますから」と笑顔でおっしゃってくださいました。保護者の方の温かいご理解があるからこそ、私たちが目指す保育ができるんですね。ありがたいです。