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人を喜ばせること

11月に仕込んでいた手作りお味噌を使って、りんご2組(4歳児)の子ども達が豚汁を作ってくれました。

 初めて包丁を持つ子が2人。Iちゃんは、ドキドキしてなかなか包丁を持つ手に力が入らないようでした。Eくんは、「できるから大丈夫!」という感じで、私の手を振りほどき、サッサと切ろうとして、私の方がドキドキしました。

 先日のホットケーキ作りに続いてのクッキングで、自信満々で取り組む姿に頼もしさを感じました。麹の香りがする豚汁はとってもおいしかったです。

 検食ですでに食べていたのですが、2階のりんご組に行くと、「園長先生、食べてよ」という声に誘われ、2杯目を。思わず、「おいしいね」と言うと、4歳児の子ども達が一斉に、「やったー!大成功!!」と声を上げたのに、またまた成長を感じて嬉しくなりました。

 1年前、まだ出会っていなかった子ども達が、こうして力を合わせ、同じことを考えたり、楽しんだりしている姿を見るのはなんて幸せなことなんだろうと思います。

 お迎えに来られた保護者の方にも食べて頂きました。全員の方が食べて下さいました。私のように、思わず「おいしい・・・」と言われるお母さんもいらっしゃったそうです。

 保護者の方がお迎えに来られるたびに、エプロンをつけたりんご2組の子ども達は「お客さんが来た!」と大喜びで迎え入れて、豚汁がのったトレーを運んでいました。人を喜ばせることが嬉しくてたまらないようでした。30年度の終わりに、またひとつ楽しい思い出ができました。

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