泣く子にはかなわない

 今日は、近くの神社に散歩に行くりんご組(3・4・5歳児)についていきました。桜の花が散りかけているのを見たり、タンポポの綿毛を飛ばしたり、たくさんの春に出会うことができました。

 神社では、鬼ごっこやかくれんぼで何周も走り回り、みんな汗びっしょりになりました。田んぼの側の溝に葉っぱや石を落としていた3歳児のAくんが、驚いたような表情で見つめていたその視線の先には、ナナホシテントウムシがいました。きっと初めて見たのでしょう。「ナナホシテントウムシだね。」という私の声に気づき、子ども達が近寄ってきました。「捕まえないでね。」と言った途端、4歳児のRくんがナナホシテントウムシに手を伸ばしました。その瞬間、ナナホシテントウムシは羽を広げて空へ。「テントウムシは飛ばんもんね」とRくん。「今、飛んで逃げていったよね」と私。外の世界には、子ども達の心を奪うものがたくさんあります。

 はな組(2歳児)の時・・・と言っても2週間ほど前のことですが、手をつないで歩くのが上手ではなかったのに、今日はお兄ちゃん、お姉ちゃんに手をつないでもらって、とても上手に長い距離を歩くことができました。

 帰り道、新入園児で3歳児のAくんが、歩き出したとたんに泣き出しました。抱っこしてほしいんだろうなと思いながらも、歩いてほしいと思い、「歩こう」「おいしい給食が待ってるよ」と言っても、頑として泣き続け、動いてくれません。

 散歩のたびに抱っこは困るな、今日抱っこしたらそうなるんじゃないかなと思っていろいろ説得したのですが、結局歩いてくれませんでした。

 園に着いてから、新入園児で3歳児なので、もっと早く抱っこしてあげればよかった・・・と思いました。子どもが〇〇したい(してほしい)という気持ちに寄り添いながら、大人の〇〇してほしいという願いを伝えるとき、いつも葛藤します。でも、やっぱり泣く子にはかなわないのです。

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