一番の犠牲者

新年度になってもうすぐ2週間が経とうとしています。新入園児も、通常の保育時間になり、保護者の方と離れている時間の長さに不安そうな様子も見られます。保育経験があっても、知らない場所で知らない人たちと過ごす緊張感から疲れもたまってきているでしょう。子どもたちは本当によく頑張っていると思います。

 在園児の子どもたちの中にも、新しい環境に少し疲れている子もいます。子どもたちは大人が思うよりずっと繊細です。言葉で不安な気持ちをうまく伝えられない分、一人一人の子どもたちの心に寄り添っていかなくてはと思います。

 そんな時、娘からメールが届きました。大阪の認可保育園に通うようになって2年目ですが、昨年度担任の先生たちが辞めてしまい、2歳の孫は不安でいっぱいの新年度のようです。

 今朝のメールの内容です。「保育園の先生たちが良くなさすぎて、今すぐ辞めさせたい。毎朝つらいよー。」

 「何が良くないの?」と聞くと、「今日楽しかった?って聞いたら、いつもうーんって言うの。こないだ楽しかった!って言うから何が?って聞いたら、〇〇先生が怒らなかったからーって。新年度だからというのもあるけど、いつ行っても先生が誰かに怒ってるし、~しなさいばっかり言ってる。今朝、〇〇(孫の名前です)が泣いていたら、近くにいた先生が抱っこしたりすることもなく、えーんってふざけたように泣き真似をして、それをみて泣きそうになったよ。」

 メールを見て、私も泣きたくなりました。そんな保育園、辞めなさい!とメールしようと思いましたが、感情的になってはいけないと思い留まりました。

 子どもの心に寄り添えない人は保育士になるべきではありません。これで、日本の保育の質が高いなんて言えるのでしょうか?長時間保育に、保育士の人員配置の厳しさ、保育士資格の緩さに処遇の悪さ・・・一番の犠牲者は子どもです。

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