赤ちゃんがやってくる
4月になって、まだ0歳児が入園していないので、今年は泣き声があまり聞こえません。泣き声の主役である1歳児の子どもたちも、在園児の子どもたちが落ち着いて過ごしているので、泣き声の勢いがあまり続きません。昨年とは違って穏やかな日々を過ごしています。 5月から0歳児のお子さんが1人入園することになりました。保育園に赤ちゃんがいないとやっぱり寂しいです。赤ちゃんを抱っこしながら、他の子どもたちに、「みんなもこんなに小さかったんだよ」と伝えると、子どもたちは赤ちゃんを愛おしそうに見たり、小さな手足をそっと撫でたりします。自分より小さい子には余計に優しい気持ちになります。 私たちも、赤ちゃんの表情や仕草に引き込まれます。赤ちゃんは、人の関心を集める力を持っています。思わず、「かわいい」と声を掛けたり、抱っこしたくなります。 赤ちゃんの成長の早さと力強さも、大きな魅力です。昨日までできなかったことが、今日はできるということが頻繁に起こります。 最近の赤ちゃん学の研究では、脳のシナプスは生後急速に増え、成人の1.5倍にもなることがわかっています。赤ちゃんが生まれてすぐに環境に適応できるのは、急速に発達するシナプスのおかげかもしれません。だからこそ、赤ちゃんを取り巻く環境や関わり方には十分な配慮が必要です。 りんごの花保育園に赤ちゃんがやってくる・・・子どもたちもきっと喜んでくれるでしょう。1歳児の子どもたちも、またお兄ちゃん、お姉ちゃんぶりを発揮してくれそうです。