平成最後の日
平成最後の日が終わろうとしています。昭和から平成にかけて日本は大きな変化を遂げました。いろいろな思いがよぎります。
天皇陛下のお言葉にあったように、平成は戦争がなかったことが一番良かったことだと思います。戦争は遠い国で起こっていることのようですが、いつも平和と隣り合わせにあるものです。いつ、どんなきっかけで起こるかもしれません。これからもずっとそのことを忘れないようにしなくてはと思います。
私の両親は戦争について多くを語ろうとはしませんでした。本当に辛いことは人には話せないのでしょうね。父は、戦争の日々を思い出すからと言って、決して雑炊を食べようとしませんでした。戦時中は、お米がなかったので、大根を小さく切ってお米代わりに雑炊にして食べていたというのは、唯一父が話してくれた戦争の話です。
豊かな時代になり、食べ物や平和のありがたさも、当たり前になっています。常に国民の目線に立ち、平和を祈り続けて下さった天皇陛下の思いが令和の時代も続いていきますように。
全ての子どもが一人の人間として尊重される世の中になりますように。