夢中
気温がぐんぐん上がり、りんごの花保育園の園庭では、みんな水遊びと泥遊びに夢中です。
何をして遊ぼうかな~と考えているわけではなく、〇〇したらどうなるんだろう?なんで〇〇になるのかな?と探究心に燃えています。目がキラキラ輝いています。
小さなビニール袋に花びらをいれて、上下に一生懸命振っている子があちらにもこちらにも・・・。
「園長先生、この水、不思議なんだよ。ほら、見てて」と強く振ると、花びらの色がじんわり水の中に染み出してきて、ピンクや青に染まります。
これを発見した年長組のYくんは、もうみんなのヒーローです。「Yくんから教えてもらったんだよ。すごいでしょ!」
こちらのテーブルでは、洗面器の中に砂と水を入れて、花びらを小さくちぎってはかきまぜ、うっとりする子ども達。「ほら、見て。おいしそうなジュースができたでしょ。」今日は、花びらが大活躍です。
こんな小さな園庭の中に、たくさんの発見があって、子ども達はもうそれぞれの遊びに夢中です。
1歳児、2歳児の子ども達も、小さな水たまりを作ってはその中に入り、泥だらけです。夕方、お迎えに来られたお母さん方に、「毎日泥だらけですみません。お洗濯ものが多くなってすみません。」と謝ると、「こんなに泥だらけになるまで遊ばせてもらってありがとうございます。」とおっしゃってくださるそうです。
子ども達が毎日目をキラキラさせて夢中になって遊んでいる姿を見ると、りんごの花保育園を開園できて良かったと改めて思います。