子どもの権利

西区園長会で、日本初のSOS子どもの村(福岡市西区今津)の立ち上げからずっと関わってある臨床心理士の橋本愛美先生の講演をお聴きしました。最近、児童養護施設のことを考える機会があったので、興味深く聞かせて頂きました。  SOS子どもの村は、1949年に、オーストラリアで設立されました。第2次世界大戦後、多くの戦災孤児が生まれ、社会問題に発展した時に、設立者のヘルマン・グマイナーは、「こどもたちが、それぞれの家庭を持たない限り、問題の解決はない」とSOS子どもの村を設立したそうです。  子どもの権利について、日頃考えることはありますか?子どもは大人の言うことを聞くものだと思ってはいないでしょうか?

 子どもの権利を尊重すること、子どもの意見を聞くこと、子ども自身が自分で決めること・・・を、SOS子どもの村では大事にしているそうです。  児童養護施設で育った18歳の少年が、将来どうしたいか聞かれた時に、今まで大人に全て決められたから、どうしたいか聞かれても考えられないと言ったという話を聞きました。  子どもの意思を聞くこと、自分で決めることは小さい頃からの積み重ねなのだと思いました。

 保育園の子ども達は、長時間集団生活をしていますが、家に帰ればホッとできる場所や時間、誰よりも自分を愛してくれる家族がいます。

 児童養護施設で暮らす子ども達は、一日24時間、毎日集団生活を送っているのです。高い専門性を持った職員集団の中で育てられているとしても、温かい家庭での生活とは違うかもしれません。

 どの子も家庭で暮らすことができる社会の実現が望まれます。

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