こどもの病気
- 大瀧智子
- Jul 12, 2019
- 2 min read
昨日、大阪の保育園に子どもを預けている娘からメールが来ました。「保育園で気づいてもらなかったみたいで、迎えに行ったら抱っこって言って泣きだしたからかわいそうだった」
4月に3歳になった孫は、たくさんおしゃべりするのですが、先生に「きつい」と言えなかったのでしょう。とっても切なくなりました。
先日、りんごの花保育園でも同じようなことがありました。1歳児で、午後のおやつ後の検温で熱はなかったのですが、2時間くらい経った時に担当の先生が身体が熱いのに気づいて熱を計ったら、38℃を超えていました。慌てて保護者の方に電話をしたのですが、その時には5時半を過ぎていました。
夕方発熱の連絡を受けても、病院が開いていないかもしれません。もう少し早く気づいてくれたら・・・と思われる気持ちはよくわかります。
いつもと違う様子にすぐに気づくことができるのが私達の専門性ですが、熱があっても元気だったり、食欲が落ちない子もいて、気づくのが遅くなることもあります。
娘のメールを見て、いつもそばにいるのに何で気づいてくれなかったんだろうと思う気持ちと、たくさんの子ども達がお昼寝から起きてオムツを替えたり、トイレに行かせたり、おやつを食べさせたり、慌ただしい時間帯なので気づかないのも仕方ないと思う気持ちがありました。
子どもは病気をすると悪くなるのも早いのでとても心配です。特に母親は自分を責めてしまいます。こんな小さい子を預けていたから、自分が仕事をしていたから・・・と。
母親の立場、保育園の立場、どちらの辛い気持ちも手に取るようにわかります。それでも、信頼して私たちに大切なお子さんを預けてくれているのですから、やっぱりいつもと違うことに早く気づける専門性を高めていかなくてはと思います。
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