嬉しかったこと
お盆が始まりました。この時期はどうしようもないくらい暑いですね。それでも、お盆が終わる頃には、朝夕涼しくなったり、とんぼが飛んだりして秋の気配を感じるようになります。
今年のりんごの花保育園の運動会は、福重小学校の運動場と体育館が11月2日(土)にしか借りられなかったので、ずいぶん遅い開催になります・・・ということは、秋の活動が十分楽しめるということです。
昨年は、年長児が1名、年中児が5名しかいなかったので、フットワークが軽く、公共交通機関で、防災センターやアジア美術館に行きました。人数が少ないので、予約も直前で大丈夫でした。
私の思いは、目的地は子ども達に決めてもらいたいと思っています。子ども達が知りたい、見たいと思うところに連れて行ってあげたいのです。一人の子どものどうしても見たい、知りたい、触ってみたいという強い思いに引っ張られるように行けるといいなと思っています。
ずいぶん前から担任の先生が、子ども達に、「どこに行きたい?何が見たい?」と訊いてくれているのですが、子ども達からはなかなか意見が出てこないそうです。
なんだか残念と思っていたのですが、今月誕生日だった年長組のEくんは、誕生日の日に、去年防災センターに行った時にお子様ランチを食べたレストランに行きたいと言って、お父さん、お母さん、おばあちゃんと一緒に百道の防災センターの周りを、あっちでもない、こっちでもないとEくんの案内で歩いてレストランを探し周ったそうです。
結局見つからずに、別のレストランに行ったそうですが、Eくんの心に去年行ったレストランが楽しい思い出として残っていたことを知って、とても嬉しかったです。
「子ども達の〇〇に行きたい」と言う声をもう少し待って、秋の園外保育の目的地を決めたいと思います。