芸術の秋
りんご組(3・4・5歳児)の部屋に行くと、小さな美術館のように、廊下や窓、保育室に子ども達の作品が飾ってあります。 先日、グループホーム『さくらの家』さんに伺った時も、子ども達が作った色鮮やかな旗をプレゼントしていました。おばあちゃん達に旗をプレゼントしたいと言う子ども達からの発案だそうです。 特に4・5歳児は、毎日熱心に製作に取り組んでいます。製作を通して、イメージを膨らませて表現する、道具を上手に使えるようになる、手先の器用さに繋がる、見通しを立てることができるなど様々な力が育ちます。
私達が子どもの製作活動を広げるために大事にしていることは、充分なものと場所と時間を準備すること、出来るだけ制限を設けないこと、子どもが必要としている時に、適切なヒントを与えることです。簡単なようですが、そんな環境と大人の意識をつくるのは難しいと感じています。
今のりんご組の子ども達の想像力や表現力は、日々こんな環境があるからだと思うと、ホッとします。秋はさらに子ども達の創作意欲を高めてくれるでしょう。楽しみです。