最新の食物アレルギーの知識

先週金曜日、台風19号の影響で強風が吹き荒れる中、百道にある福岡市医師会館で行われた『食物アレルギー』の研修に参加しました。福岡市こども病院の先生から、最近の食物アレルギーの考え方について分かりやすく講義して頂きました。

 以前は、食物アレルギーを起こしやすいものは赤ちゃんに食べさせない、食物アレルギーは完全に除去するのが常識でしたが、最近は、食べることでアレルギーを起こしにくくなるという研究データが出ていて、食物アレルギーへの対応もずいぶん変化しているようです。

 海外での比較研究では、ピーナッツアレルギーは、ピーナッツを食べる時期が早い方がアレルギーの発生率が下がるデータがあり、乳児期のピーナッツ除去はピーナッツアレルギー発症のリスクとなるそうです。

 昔は、妊娠中の母親は、食物アレルギーを起こしやすい食品(卵・牛乳等)は控えた方が良いと言われていましたが、妊娠中に食べた物はアレルギーに影響しないこともわかっているそうです。

 離乳食も5ヶ月~6ヶ月には開始して、できるだけ早期にいろいろな食物を食べる方がアレルギーを起こしにくいそうです。昔はリスクが高い食物の摂取は遅い方がいいと言われていたので、医学の世界もその時の常識に振り回されていることもあるのだと思いました。

 りんごの花保育園では、現在1名のお子さんの食物アレルギー対応をしていますが、保育施設で経験するアレルギー症状の約6割が初めて発症したケースだそうです。その場面に出会うことを想定して、最新の知識や対応方法、職員間の連携を決めておかなくてはと思いました。

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