避難訓練
今日は月に1回の避難訓練の日でした。おやつの後15時半に、非常ベルを鳴らすとともに、「給食室から火が出ました。先生のお話を聞いて動きましょう。」と放送すると、2階の保育室から、ハンカチで口を押えながら、静かにりんご組(3・4・5歳児)の子ども達が非常階段を下りてきました。
1階の未満児の子ども達は、テラスから裸足で先生たちと一緒に静かに出てきました。泣く子はもちろん、おしゃべりをする子もいません。人数確認をして、道路向かい側のレクサスさんの駐車場に移動して、再度人数確認をして担当の先生の話を聞きました。
毎月行っているので、本当に上手に避難できるようになりました。以前は、車どおりが多い道を横断するのが怖かったのですが、今は静かにお話を聞いて、素早く動いてくれるのでなんの混乱もありません。避難訓練を見ても、子ども達の成長を感じます。
りんごの花保育園は、室見川のそばにあるので、火災よりも水害が気になります。ハザードマップでは、室見川が決壊したら、2~3メートルの浸水があるとされているので、2階に上がれば大丈夫のはずです。(本当にそうでしょうか?)
川が決壊して大きな被害を受けた方たちは、どんな思いでご自分の大切な家やものが押し寄せる川の水に流されていくのを見てあったのだろうと思うと、心が痛みます。
想定外のことが頻繁に起こっているので、子ども達と真剣に毎月の避難訓練に取り組んでいきたいと思います。