福岡空港へ
りんご2組・3組(年中・年長組)の子ども達と、福岡空港に行きました。西鉄バスと地下鉄を乗り継いで1時間。バスも地下鉄も人が多く、周りの方に気を使いながらも、子ども達は駅の数を数えたり、駅名を復唱したりしながら楽しい時間を過ごしました。初めてバスや地下鉄に乗る子もいて、緊張して具合が悪くなりましたが、慣れてくると、いつも通りのおしゃべりと楽しそうな表情を見せてくれたのでホッとしました。
あいにく国内線の展望デッキが工事中で、子ども達の身長では見にくかったのですが、飛行機が離陸、着陸するたびに歓声を上げて、飛行機を追いかけて走り回っていました。ひとしきり飛行機を見た後は、シャトルバスに乗って国際線に行きました。国際線では、お弁当を食べる子とレストランで食べる子に分かれて昼食を食べました。
私は、7人の子ども達とレストランで食事をしましたが、滑走路が良く見える席を予約していたので、時間をかけてゆっくり楽しく食べることができました。どうしてもレストランで食べたいと言っていたIちゃんと、Kちゃんは、本当に嬉しそうにおしゃべりを楽しみ、完食しました。レストランで食べてよかったです。
国際線の展望デッキでは、お弁当を食べ終わった子どもたちが空港の絵を描いていました。様々な種類の飛行機が何機も着陸、離陸する姿を見ることができて、大興奮でした。
さすがに、帰りは疲れて地下鉄やバスの中でウトウトする子がいましたが、けんかもあまり起きず、泣く子もいなくて、一日おもいきり楽しめました。園外保育で空港に行ったのは初めてですが、こんなに子ども達が楽しめる場所であることに驚きました。
園外保育のねらいは、『公共の交通機関に乗る時のルールを知り、守ろうとする。飛行機や飛行場で働く人に興味を持ち、観察する。』でした。
往復でバスに4回、地下鉄に2回乗りました。「アリさんの声で話してね」と声を掛けると、自分の声の大きさを調整し、座席から立ち上がる子もいませんでした。
空港でもらったパンフレットを見ながら、飛行機の種類を確認したり、空港で働く車や人を興味深く観察していました。
キャビンアテンダントになりたいKちゃんは、キャビンアテンダントのお姉さんに、勇気を出して質問をすることもできました。・・・十分な成果があったと思います。