児童虐待

今日は、福岡県保育協議会(福岡市・北九州市・福岡県の保育園が所属する団体)が主催する研修会に参加しました。講師は北九州市立八幡病院小児救急センターの医師である神薗淳司先生で、テーマは『子ども虐待と支援~気づきを築きへ~』でした。

 昨年の児童相談所への虐待相談件数は15万件を超えているそうです。通告者の4割が警察で、医療機関は3%、児童福祉施設は3%という数字を聞いて、子ども達と一日の大半、一年の大半を過ごしている保育園からの通告が少ないことに驚きました。

 身体的虐待・・・熱したフォークを耳に当てられたやけどの痕、殴られて取れかかっている前歯、電気コードで叩かれた痕、離乳食を食べないからとスプーンを突っ込まれて切れた唇・・・小さな子ども達の顔や体に生々しく残る傷を見て心が張り裂けそうになりました。

 一番信頼するべき父親や母親から受ける暴力は、身体に残る傷よりももっと深く心を傷つけています。両親に愛されなかった自分を否定しながら生きる子ども達の、これから先の人生を、誰がどうやって支援すればいいのでしょうか。

 虐待をする大人も、経済的に苦しい、子育ての仕方が分からない、自分も虐待をされて育ったなど、それぞれ大きな問題を抱えています。その苦しさをわかってくれる誰か、それを少しずつ分かち合える誰かがいると、自分の子どもを傷つけるそんな最低なことをしなくてもいいはずです。保育園は、その誰かにならなくてはと思います。

 今日の講演の目標は、認識の転換・・・関わる勇気を持ち、お節介と告げ口でプライバシーに踏む込む。虐待の証拠探しはいらない、確証は必要ない。そうしなければ、子どもの明日の命はないかもしれないと資料に書かれていました。・・・子どもの命を守るために、全ての人が子どもに関心を持つことが求められていると思います。

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