時間

りんご組(3・4・5歳児)の部屋に行くと、時計の文字盤に5分、10分と5分置きの数字が掲示がされていました。時間や時計に興味を持ってほしい、持っている子がいるからでしょう。

 年長児になると、時計を見て時間を読めるようになる子もいます。でも、読めるようになるだけで、時間の感覚がわかるようになるわけではありません。

 時間の感覚や概念がわかるのは小学校以降だと言われています。なので、保育園の子どもたちが、時間を意識しながら行動するのは難しいと思います。

 子どもは「今」が全てです。目の前のことや今行っていることに気持ちがあるので、先を考えて行動することは難しいのでしょう。

 「早くしなさい」「グズグスしないで」と言う言葉に意味がないばかりでなく、そんな言葉を常にかけられていると、子どもの自己評価は下がってしまいます。

 近い将来時間を意識して行動できるようになるために、時計に興味を持たせたり、時間の流れを感じさせるようなわかりやすい言葉をかけるのは大切です。

 園では、みんなで早く片付けできた時は、「みんなで一緒に片付けたから、たくさん遊ぶ時間ができたね」と、子どもにとって良い経験を時間に繋げたり、「時計の針が6になったら片付けようね」などと具体的に伝えています。

 誰にも平等に時間はありますが、それをどう使うかで、生活や生き方が変わります。大事に使いたいですね。

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