保幼小連携
- 大瀧智子
- Feb 5, 2020
- 2 min read
一昨日、初めて地域の保幼小連絡会に出席しました。小学校の方針や福岡市の学校教育が目指すものについてお話が聞けると思って楽しみにしていました。
保幼小連絡会議の部屋には、保育園、幼稚園の名前が入ったプレートが20個ほどズラリと並んでいました。来年度の入学数は、61名。ということは、りんごの花保育園のように1名しか入学児童がいない園もあるのかもしれません。
以前前勤めていた園では、卒園児は全員、町内に3つある小学校のいずれかに入学していました。小さな町だったので、小学校に参観に行ったり、給食交流があったり、今考えると、よく連携が取れていたと思います。
保幼小の連携が大切と言われて久しいのですが、福岡市はあまりに規模が大くて、連携を取るのは難しいと思いました。スタートカリキュラムやアプローチカリキュラムは保幼小で共有されているのでしょうか?
OECD(経済協力機構)加盟国の15歳の生徒を対象に、読解力、数学的知識、科学的知識を調査するPISA(学習到達度調査)で常に上位に位置しているフィンランドには、就学前に年長児(6歳児)が1年間通うエシコウルという小学校入学前の準備教育をする施設があります。幼児教育と小学校教育を繋ぐ役割を担っているので、子どもも、保護者も就学への不安がなく、だからでしょうか、フィンランドには、幼児期に早期教育をするという発想がないそうです。
幼児教育と小学校教育の大きな垣根が『小一プログレム』を引き起こしていると言われますが、日本にもエシコウルのような幼児教育と学校教育を繋ぐ施設があれば、もっと安心して就学できるのでしょうが・・・。
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